子供の話を聞いてあげることの大切さ ~傾聴のススメ~

忙しい毎日、お子様の話を聞いてあげる余裕がなくなっていませんか?
お料理の途中だったり、お子様と話のペースが合わないからと言って、ついせかしたり結論を先取りしたりしてしまうことはないでしょうか。
そのくせ、勉強に関する話だったら、しつこいほど聞こうとしたり。

実はそのようなことが、お子様を深いところで孤独にしたり、自信を失わせたり、家庭外での言葉のコミュニケーションまで苦手にしてしまう場合があります。

自分の話はつまらないんだ。
自分が話すと相手を怒らせてしまうかもしれない。
自分は話すのが下手なんだ。
勉強ができないと、誰も興味をもってくれないんだ。
自分は相手にとって重要な人ではないんだ。

小さなことでも積み重なれば、このような思い込みができあがってしまうかもしれません。
そして、いったんできあがった思い込みを取り除くのは容易ではありません。
こんなマイナスの思い込みを抱えていては、お子様の将来を左右してしまいますよね。

そもそも、お子様は何か目的があって話したいわけではなく、ただ会話によるコミュニケーションを取りたいだけなのかもしれません。
そんな時に、「何が言いたいの?はっきり言いなさい」「忙しいから結論から話しなさい」などと言われてしまっては、話す理由もなくなってしまいます。

これは知り合いのお母様から聞いた話なのですが、家事をしていたら下の子が邪魔ばかりするのでいつも叱っていました。
でもあるときふと思いたって、「どうしてそんなことをするのかな?」と、よくよく時間をかけて話を聞いてみたら、お母さんが普段よく疲れた疲れたというのを聞いていて、お手伝いをしたかったというのです。
これには本当にショックだったと。
結果だけを見て話を聞かないでいたら、危うく子供の優しい心の芽をつんでしまうところでした、とおっしゃっていました。
その後は、お子様ができることを手伝ってもらうようにして、お互いが暖かい気持ちになれたそうです。

皆さんも子供のころに、同じようにご両親に理解してもらえなかった悲しい経験があるのではないでしょうか。
私もそれで、自分は価値がない人間なんだと思ってしまった一人です。
両親に認めてもらうために、一生懸命勉強をし、成績も上がりました。
けれど、あるがままの自分を認められたわけではないので、心は幸せではなくいつも自信がありませんでした。
ただ両親は、やることがいっぱいあって時間が惜しかっただけなのに。
大人になって頭ではそう理解できても、子供のころに染みついてしまった根深いマイナスの思い込みから抜け出すのには、数十年かかりました。
いえ、まだまだ現在進行中かもしれません。

ただ、現代社会のシステム上、ご両親が何かと忙しいのも事実です。
そんな時、子供の勉強に関することだけでも、プロの家庭教師さんなどに任せてみてはいかがでしょうか。
もちろん学校や塾の先生に頼ってもいいのですが、この場合はやはり、1対1でじっくりコミュニケーションをとることのできる、家庭教師さんがおすすめです。
お子様も、ご自宅なら、クラスメイトや周りの人に見栄をはることもなく、自然体で勉強の話ができることでしょう。
家庭教師さんには大学生も多いので、年が近い先生の方が、素直に話しやすいこともあるかもしれません。
このように子供が思う存分、勉強の話をできる環境を別でつくっておき、そしてご両親は空いた時間で、勉強以外の話をよく聞いてあげる。
そうすることでご両親の心にもゆとりが生まれますし、お子様の学習意欲にもつながるでしょう。
何より、ご両親に話したいことを話してよく聞いてもらえるようになると、お子様の自尊心が満たされるのではないかなと思います。

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